横山室長の念いは永遠に語りつがれる…

6月18日8時58分に創設理事長 横山義幸室長が旅立たれました。82歳でした。
誰にも訪れるゴールですが、まだまだ元気でしたのでとても驚きました。室長が大切にしていた国連旗には、まだマララ・ユスフザイ氏のサインがないままで、きっとそこにマララ氏の名を刻むまでは目標に向かうだろうと思っていました。

我々には、美容師法の第一条に「資質の向上」の文言を入れるという課題を残してくださいました。三象三しん三王哲学を生み出し、SPC哲学を全国のSPC会員に広めてくださいました。
SPCの象徴でもある室長だからこそ、大きな夢や目標に向かう事の大切さや実践行動哲学を見せつけてくださったのだと思います。目に焼きつくほどの室長の粘り強さや自由奔放さ、最後まで自分を曲げずに押し通す信念など、ブレない生き方を教えて頂いたと実感しています。

本当に色々な出来事がありすぎて、何をここに書こうか少し迷いましたが、室長との一番最近の出来事を書くことにします。

私が理事長に当選した直後の室長面談は『貴方の考えを聞かせてくださいな!』から始まりました。私は「今のSPCには問題がたくさんあります。」とお答えしました。SPC哲学が薄れて来ている、太陽と情熱の仲間が薄れて来ている、大変な状況だと。
そうすると室長が『どうやったら改善できますか?』と聞き返されました。
私が「太陽と情熱の仲間を取り戻します。」と返すと黙って頷き、『で何をするのかね?』と尋ねられました。
「ぬくもりを取り戻します。失われて来ているものを取り戻します。一人一人が太陽になります。」と伝えました。
室長は『随分とSPCを理解してるんですね!具体的な行動は何をするのかね。』と聞かれ、私が思っていること語りつくしました。1時間以上に続く面談が終わり、最後に一言『素晴らしい、全力で応援するよ!』と背中を押して頂ける温かいメッセージをくださいました。

生意気な事も沢山言わせてもらいましたが、室長は全てを受け入れ、全てを包み込む大きな懐も見せてくれました。目線や視線の奥深くからメッセージを届ける眼球の鋭さは、色々な事柄を経験し尽くしているのがハッキリと分かりました。きっと多くの会員の皆様も感じられていると思います。

その後理事長になり、今後の取り組みと、これからの美容業界の問題についての提案書を室長に提出しました。すると室長から『この話をじっくり聞かせて欲しいから時間を取ってください』と電話が入りました。それから何週間か経って、いきなり『今日貴方の所に行っても良いですか?プロレス観てから行きますよ!』とお電話を頂いたのが5月5日。
子供の日でGWの真っ只中、さらに帰省ラッシュという状況下で、わざわざ我が家に来てくださいました。
体調が悪い中、4時間もの時間をかけやってきた室長に、私の取り組みを一日中話させて頂きました。室長は理解するまで何度も何度も聞き、『未来に向かう出来事だからちゃんと聞かないとね。』と笑いながら一緒に時を過ごさせて頂きました。
『これは誰が企画したの?』『これをどうやったらこんな思考になるの?』と室長が驚き、『この事を全国で話してくださいな!』と言われ、『これでSPCも安泰だね!』とニコリ。
私の事を『ホリエモンだね。』と笑いながら言っていただいた事もつい最近の事なのです。

室長は自分の死を感じていたのか『私には時間がないから、これは責任を持って貴方が必ず達成してください。』と最後の最後まで応援メッセージを頂き、益々その偉大さを感じた時間でした。室長、最後に家庭訪問までして頂き、ありがとうございました。

その後、5月10日の会議に参加した室長に「本日SPCのお誕生日ですよ」と言うと『53歳だね。』その後、いつも通りに室長の発言があり、息苦しそうななか発言が終わり、そのまま体調を崩され、その日に入院となりました。
最期の最期までSPCを語り、世界平和を語り続けてこられた室長の思いを引き継ぎ、私はSPCの本質に向かい行動をしていく覚悟が決まりました。

室長が残してくれた太陽と情熱の仲間は、室長の念いと共にSPCを語り続けていきます。
横山室長ありがとうございました。