理容業で順風満帆のスタートを切って2年、難病ALSに

岡山県倉敷市でcut space Healing(ヒーリング)を経営する梶谷直樹さんは現在42歳。
5年前(2016年)に店舗をオープンし、順風満帆に過ごしていましたが、突然、不治の病ALSに侵されました。日々、自由が奪われていく苦悩葛藤の中で、妻やスタッフに支えられ、前向きにチャレンジを続けています。

梶谷直樹さんは、大工、運送業、土木業、鳶などの仕事を転々として、調理の専門学校で調理師の資格も取得と、さまざまな仕事を経験したのち、30歳で理容の世界に入りました。

決断の理由は?と聞くと「夏は涼しく、冬は暖かく、好きな音楽を聴きながらできる仕事だから」と笑います。
山口県下関市で美容室「Colors&Rosso」を営む稲冨佳明さんと出会い、理美容ビジネスを知り、背中を押されたこともあったよう。

稲冨さんは「いろいろな年齢層の人がいるグループの中で、最年少の若い頃から自然にリーダーシップを発揮しているタイプ。経営者になったほうがいいと感じていた」と言います。

梶谷さん自身にも独立願望はあったとのことで、7年間の修行期間のうち、最後1年の独立準備中に結婚もして、37歳で店舗オープンに至りました。
その後、自宅を購入、不妊治療の末に子どもにも恵まれ、順風満帆な中で難病ALSを発症したのです。

握手をしようとすると手が痛いと感じるようになり、「力が入っていない」と指摘されて、思い切り握っても力が入らない、ごはんを食べているときに箸が落ちるといったことがあり、当初は腱鞘炎なのだろうかと思ったそうです。

近所の整形外科を受診して異常ないと言われましたが、不調は改善せず、妻の里帰り出産中に、神経内科を受診して発覚しました。
この時、妻のお腹の中には一人目の子どもがいたそうです。

初め、ドクターははっきりした病名を言わず、「2日後に精密検査を」とだけ。
ドクターのパソコン画面に「運動ニューロン障害」というキーワードを見て、自身でインターネット検索し、ALSという難病であることを知りました。3年前のことです。

<取材協力>
cut space Healingヒーリング(岡山県倉敷市)
https://cut-space-healing.amebaownd.com/

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